核小体GTP結合タンパク質

核内構造体である核小体に局在し,GTPと結合することで活性型となるタンパク質.GAP(GTPase-activating protein)によってGTPが加水分解されることで不活性化し,GEF(guanine exchange factor)と結合しGDPがGTPと変換されることで活性化する.一例としてRasタンパク質があり,通常はGDPと結合した不活性化状態にあるが,GTPと結合した活性型はMAPキナーゼカスケードのリン酸化反応の連鎖を引き起こす.

実験医学増刊 Vol.29 No.20

参考書籍

  • [SHARE]
  • Send to Facebook
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

バイオキーワード集:索引


A B C D E
F G H I J
K L M N O
P Q R S T
U V W X Y
Z        
数字 その他