核内構造体である核小体に局在し,GTPと結合することで活性型となるタンパク質.GAP(GTPase-activating protein)によってGTPが加水分解されることで不活性化し,GEF(guanine exchange factor)と結合しGDPがGTPと変換されることで活性化する.一例としてRasタンパク質があり,通常はGDPと結合した不活性化状態にあるが,GTPと結合した活性型はMAPキナーゼカスケードのリン酸化反応の連鎖を引き起こす.