バイオレメディエーション

環境中における汚染源として同定された難分解性化学物質を，微生物や生物の力によって分解し無毒化する技術のこと．プラスチック化合物などの石油製品の大量開発により，自然界の微生物の力のみでは，これらから発生する汚染物質を完全に除去することはできなくなっている．そこで，深海微生物のような極限環境微生物の遺伝子の能力をフルに活用してこれを達成しようとする試みが進められている．

参考書籍

• Bioベンチャー 2004年3-4月号 Vol.4 No.2 特集「第１特集：微生物ゲノム研究〜多彩な遺伝子資源で産業化を目指す！　2．ナノテクで花開くバイオ」