ヒル式

生化学において,シグモイド形の基質飽和曲線を表現する式であり,以下のように表される.

は反応速度,は最大反応速度であり,はそれぞれ基質濃度と最大反応の50%を示す基質濃度である.はヒル係数とよばれ,が大きくなるほど曲線は急激に立ち上がり,酵素反応の協同性を示す指標として用いられる.経験式として,酵素反応以外にもシグモイドの関数の1つとしてよく用いられる.

実験医学 2013年5月号 Vol.31 No.8

参考書籍

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