1964年にハワード・テミン(Howard M. Temin,1934~1994)により提唱された仮説.ニワトリ由来のレトロウイルスであるラウス肉腫ウイルスによる細胞の悪性腫瘍化の研究において,ウイルスRNAが細胞内でDNAへと変換される可能性をみつけたことから導き出された.