新生mRNAが細胞質に現れて最初に起こる翻訳のこと.このときmRNAには核内タンパク質CBCやEJCがまだ結合している.翻訳の進行に伴ってmRNA上からEJCが外されてゆくことでmRNAの品質管理が行われる.パイオニアラウンドの翻訳終了後にCBCは細胞質のキャップ結合タンパク質であるeIF4Eと置き換わると考えられている.