直径数nmの半導体素材からなるナノクリスタル.粒径のサイズに応じて異なった蛍光波長を放出する特徴がある.従来の蛍光色素と比較すると退色が遅く,生きた細胞を経時的に観察することが可能.さらに複数の標識を同時に解析可能なため,細胞の多重染色など,さまざまな分野において利用されている.