co-stimulatory molecule

副(共)刺激分子(co-stimulatory molecule).抗原の感作を受けていないナイーブT細胞が活性化される場合,TCRを介した抗原ペプチド/MHC複合体の認識だけでは不十分で,T細胞上の副刺激分子を介した補助シグナルを必要とする.CD28,ICOS,OX40など,現在までに多くの副刺激分子が同定され,主に抗原提示細胞に発現するそれぞれに特異的なリガンドとの結合によりT細胞への補助シグナルが伝達される.このシグナルにより増殖,サイトカイン産生,機能分化,細胞死といったT細胞の運命が決定される.抗原刺激を経験したT細胞では,副刺激分子からのシグナルへの依存性は低くなる.

実験医学増刊 Vol.31 No.12

参考書籍

  • [SHARE]
  • Send to Facebook
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

バイオキーワード集:索引


A B C D E
F G H I J
K L M N O
P Q R S T
U V W X Y
Z        
数字 その他