内軟骨性骨化

内軟骨性骨化(軟骨内骨化).脊椎動物にみられる2種類の骨形成の過程の1つで,はじめに未分化間葉系細胞が軟骨細胞に分化し,軟骨原基を形成する.軟骨細胞が肥大軟骨細胞に分化すると,その周囲の軟骨膜に含まれる細胞が骨芽細胞に分化し,徐々に石灰化した軟骨組織を骨組織に置換する骨化様式.多くの長管骨の形成時に観察される.進化上,膜性骨化よりも後期に獲得したと考えられる.

実験医学増刊 Vol.32 No.7

参考書籍

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