クライオ電子顕微鏡による単粒子解析

精製試料を溶液中で急速凍結し，クライオ（極低温）電子顕微鏡により数千枚の画像を取得する．さまざまな向きの分子画像を集め平均化し，最終的に三次元構造モデルを構築する．利点は，結晶を作製しなくてよいこと，インタクトな構造を持つ分子のみを選択する“in silico精製”が可能であることである．

参考書籍

• 実験医学増刊 Vol.32 No.10 特集「構造生命科学で何がわかるのか，何ができるのか」