もともとはTh2型炎症(免疫)反応とよばれ,2型サイトカインの産生を主軸とする炎症反応を指す.主に寄生虫に対する生体防御反応として機能する一方で,アレルギー性炎症の主因ともなっている.Th2細胞以外にILC2などの関与も知られるようになったので,2型炎症反応とよぶように言い改められている.