マクロファージはその役割によってM1型とM2型に大別される.一般的に,M1マクロファージは炎症性単球がTNF-αやIFN-γなどを受けて分化し,病原体や寄生虫感染防御に働く一方,M2マクロファージは組織常在性単球がIL-4やIL-13などTh2型サイトカインを受けて分化し,組織修復などにかかわるといわれている.