タンパク質のアスパラギン残基に結合する糖鎖修飾.結合部位として,Asn-X-Ser/Thr(XはPro以外のアミノ酸)というコンセンサス配列が必要であり,高マンノース型,ハイブリッド型,複合型の3種類に分けられる.N型糖鎖はタンパク質の安定性を高めるだけではなく,糖鎖を認識するレクチンを介した細胞間接着に必要であることが分かっている.