マイクロニードル法

マイクロニードル法とは,長さ約150μmの微小なアレイ状マイクロニードルの表面に薬液を塗り,これを皮膚に突き刺して薬液を体内に導入する方法である.針の長さは皮膚各層を貫通するが真皮層の神経には到達しないため,痛みがなく,低分子および高分子化合物で1,000倍以上の透過係数が上昇するため,新しい経皮吸収のための皮膚処理装置として期待されている.

バイオテクノロジージャーナル 2006年9-10月号 Vol.6 No.5

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