接触性過敏症

接触アレルゲンによって引き起こされる皮膚炎.アレルゲンが経皮的に侵入し,それを獲得した樹状細胞が所属リンパ節に遊走,ナイーブT細胞に抗原提示を行い,アレルゲン特異的T細胞のクローナル増殖を起こす(これを感作と言う).一度,感作された個体で,再度同一アレルゲンが経皮的に侵入すると,局所皮膚にエフェクターT細胞を含む炎症性細胞が集積し,皮膚炎を引き起こす.実験的にはアレルゲンとしてDNFBやオキザゾロンなどのハプテンが使用される.

実験医学増刊 Vol.26 No.20

参考書籍

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