細胞マイクロアレイ(cell microarray)

nature誌(Ziauddin, J. &Sabatini, D. M.:Nature, 411:107-110, 2001)でcDNAマイクロアレイの応用として報告された技術.発現ベクターに挿入した状態のcDNAクローンをスライドガラス上にスポットし,その上で細胞を増殖させ,アレイされた遺伝子を導入することによって,外来遺伝子が発現した状態の細胞アレイを作成する.プロテオミクスの代表技術としてプロテインチップ(アレイ)があげられるが,その安定性やタンパク質を精製しなくてもよいという面から,プロテインチップよりも利点が多い方法だと考えられる.受容体の発現クローニングや低分子アゴニスト,アンタゴニストのハイスループットスクリーニングを効率的に行える可能性がある.

Bioベンチャー 2004年7-8月号 Vol.4 No.4

参考書籍

  • [SHARE]
  • Send to Facebook
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

バイオキーワード集:索引


A B C D E
F G H I J
K L M N O
P Q R S T
U V W X Y
Z        
数字 その他