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グリオジェネシス

ぐりおじぇねしす

ニューロン生成終了後に始まるグリア細胞生成.ニューロンを生成していた神経幹細胞(放射状グリア)が細胞内の遺伝子発現プログラムにおける“neuro-to-glia switch”を経て,まず浅層アストロサイト,次いでオリゴデンドロサイト前駆細胞(OPC)を供給する過程である.転写因子SOX9とNFIAが協働してGFAPプロモーターを活性化しアストロサイト系譜を定め,OLIG2はNotch・SHHシグナルと連携してOPC生成と系譜選択を制御する.(実験医学増刊4310より)

脳と体をつなぐ要 グリア細胞と疾患

可視化と脳情報デコーディングでその多様性と病態変化を理解し、治療をめざす

岡部繁男,小泉修一,津田 誠/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです

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