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活性イオウ分子種

かっせいいおうぶんししゅ

活性イオウ分子種は,システインやグルタチオンなどのチオール基に過剰にイオウ分子が付加したCysSSHやGSSH関連物質である.還元型の場合,過剰なイオウ分子が,チオール基のレドックス反応性,多くはその求核性を高めることで,イオウ分子が1つだけのチオール化合物より優れた抗酸化制御機能をもっている.(実験医学増刊3217より)

炎症―全体像を知り慢性疾患を制御する

炎症シグナル,免疫細胞のダイナミズムからがん・糖尿病などの発症機序と治療標的まで

松島綱治/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです

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