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眼優位可塑性

がんゆういかそせい

ocular-dominant plasticity.通常一次視覚野の個々の神経細胞は左右どちらか一方の眼からの入力に強く反応する性質をもつ(眼優位性)が,生後間もなく片眼を遮断すると,遮断された眼からの入力に反応する細胞が減少し,開眼している眼からの入力に反応する細胞が増加するという現象.HubelとWieselのネコを用いた研究により1963年に報告された.後に彼らは視覚情報処理システムの解明にかかわる功績を称えられ,ノーベル生理学・医学賞を受賞した.(実験医学増刊4310より)

脳と体をつなぐ要 グリア細胞と疾患

可視化と脳情報デコーディングでその多様性と病態変化を理解し、治療をめざす

岡部繁男,小泉修一,津田 誠/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです

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