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細胞外マトリックス

さいぼうがいまとりっくす

細胞外につくられる構造物の総称.コラーゲンやエラスチンなどのタンパク質のみならずヒアルロナンなどの糖鎖,骨のようにミネラルを取り込んだ構造も含まれる.組織の力学的特性を決めるほか,基底膜に代表されるように細胞へさまざまなシグナルを伝える役割もある.(実験医学増刊437より)

生体内外をつなぐ動的な臓器 皮膚 健康と疾患のサイエンス

免疫・代謝・バリアの恒常性から個々の病態と老化を理解し、最適な治療へ

椛島健治/編

細胞外で巨大分子が複雑に相互作用して形成される不溶性の構造体.哺乳類では約300分子がECMとして同定されており,それら分子の組合わせで近接細胞に最適な環境を提供すると考えられている.代表的な分子として,コラーゲン,フィブロネクチン,ラミニンがある.(実験医学増刊437より)

生体内外をつなぐ動的な臓器 皮膚 健康と疾患のサイエンス

免疫・代謝・バリアの恒常性から個々の病態と老化を理解し、最適な治療へ

椛島健治/編

コラーゲンやフィブロネクチン,ラミニンなどの糖タンパク質から構成される細胞外成分であり,細胞を支持するだけでなく,細胞の増殖や分化にも影響を与える.臓器への過剰なマトリクス蓄積は線維化とよばれ,臓器の機能破綻を招く.(実験医学増刊4117より)

治療標的がみえてきた脂質疾患学

がん、不妊症、免疫・神経・皮膚・代謝性疾患のメカニズムから臨床検体による診断、層別化まで

村上 誠,横溝岳彦/編

生体において細胞間隙を充填し物理的に組織を支持する不溶性物質.結合組織の主体である間質と上皮組織を裏打ちする基底膜に分けられる.コラーゲン,プロテオグリカン,ラミニンなどの糖タンパク質から構成される.(実験医学増刊3810より)

食と健康を結ぶメディカルサイエンス

生体防御系を亢進し、健康の維持に働く分子機構

内田浩二/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです

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