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2007年9-10月号
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最新号
(8月20日発行)
2007年9-10月号
(Vol.7 No.5)
定価 2,625円(税込)
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サイエンス・トピックス
[遺伝子工学]ゲノム解析の最後のゴールドラッシュ
2型糖尿病関連遺伝子に関する大規模な研究の成果を2007年5-6月号で紹介したが,さらに大規模な“Common Disease”(ありふれた病気)に関する研究が行われたので紹介する. 対象となった“ありふれた病気”は双極性感情障害(そううつ病),冠動脈疾患,クローン病,高血圧,関節リューマチ,1型糖尿病,2型糖尿病の7種類であり,それぞれ2,000人の患者とコントロールとしての健常人3,000人の計17,000人を対象とした大規模な関連解析である.
[バイオインフォマティクス]インタラクトーム解析
モデル生物の中で酵母は,インタラクトーム,特にタンパク質間相互作用の解析が非常に盛んに行われている生物種の1つであり,これまでにyeast two-hybrid法やTAP(tandem-affinity purification)-MS(mass spectrometry)などいくつかのアプローチによるハイスループット解析が進められている.ただし実験手法特有の偽陽性,偽陰性の問題も存在していることが知られている.
[ナノバイオテクノロジー]カーボンナノチューブの右巻き・左巻きを見分ける
「単一物性」を示すデバイスを作製するためには,カーボンナノチューブのキラリティーの制御が非常に重要な問題となる.最近,右巻き,左巻き,それぞれのカーボンナノチューブに結合しやすい分子を用いることによって,カーボンナノチューブのキラリティー識別に成功したことが報告された.
[組織工学]次世代細胞移植のための遺伝子と細胞とのハイブリッド
近年の細胞生物学と発生生物学の進歩は,高い増殖能とさまざまな細胞系へ分化する能力をもつ幹細胞や組織特異的な機能細胞の利用を可能としている.そこで,これらの細胞を移植することによる生体組織の再生誘導治療(再生医療)が試みられている.しかしながら,時として,生体内における移植細胞の生着率が悪く,生着細胞の機能発現も乏しいことから,期待する治療効果が得られないことが多い.この効果を向上させるためには,細胞を元気づける技術,方法論が必要となる. (中略) 今回,この試みに関する興味ある方法論が報告された.
[タンパク質工学]抗体に代わる新たな抗原結合性タンパク質分子-avimer-
現代の製薬業界において,抗体はきわめて有用な機能性高分子として注目を集め,実際にこの10年で多数の抗体医薬品が認可を受け,非常に大きな市場が開拓されてきた.しかし,このように多くの成功実績を誇る抗体医薬品にも,さまざまな問題点が存在する. (中略) 米国のベンチャー企業Avidia社は,これらの抗体の抱える問題を解決することが可能な機能性の多価分子を調製し,注目を集めた.
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