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最新号(12月20日発行)
2006年1-2月号
(Vol.6 No.1)
定価 2,625円(税込)
バイテクノロジージャーナル最新号詳細

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目次
■ プロトコール
■ テクノロジー・ニュース
テクノ・トレンド
■ ビジネス&パーソン
■ コラム
■ 製品・サービス情報

テクノ・トレンド

・ADLibRシステム〜新原理に基づく迅速で自在な抗体作製法
  太田邦史,瀬尾秀宗
モノクローナル抗体は医薬・診断薬・試薬としての利用価値が高いが,作製に多大な時間と労力がかかるのが難点であった.ADLibRシステムは,ニワトリB細胞株DT40を用いた新しいモノクローナル抗体作製法であり,従来の1/10程度の1〜2週間という期間でモノクローナル抗体の獲得が可能である.また,動物を用いずに抗体を得るので,これまで抗体入手が困難だった抗原についても適用可能である.この手法の登場により,モノクローナル抗体の可能性が格段に広がった・・・・・・
・分子内FRETタンパク質を利用した配列特異的RNA検出法
  遠藤玉樹,小畠英理
細胞内で機能する生体分子の時空間的な解析により,細胞機能を理解するうえでの重要な情報を得ることができる.われわれは,数ある機能性生体分子の中でも特に,RNA分子の時空間的な転写解析をめざすべく,生体材料のみを利用した配列特異的なRNAの検出法を開発した.本手法では,ペプチド-RNA間の特異的な結合と構造変化,そしてRNA同士の塩基対形成と複合体形成とを巧みに利用することにより,組換えタンパク質における蛍光共鳴エネルギー転移(fluorescence resonance energy transfer:FRET)シグナルによってRNAを検出することを可能にした.細胞内で産生可能なコンポーネントのみで検出系を構築することは長期にわたる経時的な解析を可能にし,さらに検出シグナルとしてFRETを用いることにより空間的な分解能も得られると期待される・・・・・・

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