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2006年11-12月号
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最新号
(10月20日発行)
2006年11-12月号
(Vol.6 No.6)
定価 2,625円(税込)
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サイエンス・トピックス
[遺伝子工学]マイクロアレイの通信簿
マイクロアレイはすでに生命科学研究に不可欠なツールになっている.特に発現解析では,従来では想像もできないような圧倒的な量の情報を得ることが可能であり,予想外の新しい発見につながる結果を与えてくれる.しかし,マイクロアレイで得た発現解析データの信頼性に不安を感じる研究者も少なくないと思う.また,異なったマイクロアレイで得られた結果を比較するという問題に直面することもある.マイクロアレイが臨床診断に用いられる可能性も出てきており,マイクロアレイによる解析技術の標準化の試みが始められている.
[バイオインフォマティクス]リメークでも面白い物語
需要の多い遺伝子は活性化因子によって制御され,少ない遺伝子は抑制因子によって制御されるらしい.昔々,M. Savageauという偉い人がいて,こう説明した.
(中略)
この議論は,関与する因子の適応度に差がないことが前提である.それから30年後,U. Alonのグループは遺伝子発現量のゆらぎを軸に物語をリメークした.「DNAがむき出しだと非特異的な相互作用のためにエラーが多い.よって調節因子が常に結合した状態が選択されやすい.」このモデルは数式を用いて検証できるし,大腸菌のlacオペロンの実験的知見とも一致した.
[ナノテクノロジー]体内からの自己主張 〜量子ドットコンジュゲートを用いたバイオイメージング〜
バイオイメージングは,体内で起きている現象,特に,生体高分子・細胞・組織・器官そのもの,およびそれらに付随した生命活動全般を可視化する技術である.生体内で起きている現象を位置情報とともに可視化するには,標識物質でラベル化したプローブ物質が必要となる.特に近年は,量子ドットなどの半導体ナノ粒子が光学ラベルのためのツールとして注目されている.
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