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創薬におけるAIとシミュレーション

AI and simulation in drug discovery
奥野恭史
Yasushi Okuno:Graduate School of Medicine, Kyoto University(京都大学大学院医学研究科)
10.18958/7405-00001-0001112-00

近年,製薬業界では,新薬の研究開発費が増え続けていることに加えて,開発が容易なターゲット疾患のほとんどは開発し尽されており,新薬創出が難しい状況となっている.そのため,薬のつくり方を革新し,薬効が高く副作用の少ない新薬を効率的に創出する革新的技術としてシミュレーションやAIなどの計算技術に大きな期待が寄せられている.本稿では,創薬プロセスの初期段階において重要なステップである化合物の探索と最適化の計算技術を例に創薬におけるAIとシミュレーションの現状と可能性について説明する.

創薬,AI,シミュレーション,化合物探索,化合物最適化

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