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マイトファジーにおける選択性の起源

Molecular mechanisms underlying selectivity in mitopagy
松田憲之
Noriyuki Matsuda:Ubiquitin Project, Department Basic Medical Sciences, Tokyo Metropolitan Institute of Medical Science(東京都医学総合研究所 基礎医科学研究分野 ユビキチンプロジェクト)
10.18958/6859-00001-0000775-00

細胞内におけるミトコンドリア機能を維持するために,余剰なミトコンドリアや損傷したミトコンドリアは選択的オートファジー(マイトファジー)を介して除去される.マイトファジーを細胞にとって有益なプロセスにするためには,分解対象となるミトコンドリアを厳密に識別する必要がある.近年,この「分解対象とするミトコンドリアに選択性を付与するメカニズム」の理解が進んできた.本稿では,ミトコンドリア外膜とAtg8(酵母)/LC3(哺乳類),Atg11(酵母),ATG9やFIP200(哺乳類)を橋渡しすることで,ミトコンドリアに分解選択性を付与するしくみについて紹介したい.

マイトファジー,オートファジーアダプター(オートファジーレセプター),ATG proteins(Atg8,Atg9,Atg11,Atg32,Atg43),NDP52,OPTN

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