EST(expressed sequence tag)

cDNAライブラリーからランダムに選んだクローンの5'末端(あるいは3'末端)から数百塩基の配列を決定したものをデータベースに登録したもの.遺伝子解析の過程において,断片的なcDNAしか保持していない場合,このESTをPCRのプライマーとして利用して全長を得ることができる.配列を決め,そこから全長遺伝子を取り出す.その全長遺伝子がタンパク質を発現し従来より,遺伝子解析の特許化に関しては国際的にさまざまな議論が行われてきたが,最大の問題は遺伝子断片が有用性をもつかどうかを判断する点にある.

バイオテクノロジージャーナル 2006年11-12月号 Vol.6 No.6
バイオテクノロジージャーナル 2005年9-10月号 Vol.5 No.5

参考書籍

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