canonical Wnt pathway/non-canonical Wnt pathway

Wntにより活性化される細胞内情報伝達経路には少なくとも3つの経路〔① β-カテニンが遺伝子発現を制御するβ-カテニン経路,② 平面内細胞極性(planarcell polarity:PCP)を制御するPCP経路,③ 細胞内Ca2+動員を促進するCa2+経路〕が存在する.このうちβ-カテニン経路は古くから最もよく解析されているWntシグナル伝達系でありcanonical Wnt pathway(古典的Wnt経路)とも呼ばれる.また,β-カテニン経路以外の情報伝達経路はまとめてnon-canonical Wnt pathway(非古典的Wnt経路)と呼ばれることもある.

実験医学増刊 Vol.28 No.2

参考書籍

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