企業や大学の保有する特許のなかで,十分に利用されていない特許のことで,未利用特許ともいう.特許権利者が供与を希望しながら利用されていない開放特許が約40万件あると言われており,これ以外にも企業が重要な特許を他社の侵害から守るために周辺を押さえる開放を前提としない,いわゆる防衛特許も含まれる.