ephrinB2とEphB4はそれぞれ動脈内皮細胞と静脈内皮細胞が発現する膜タンパク質であり,ephrinB2は膜貫通型リガンドとしてチロシンキナーゼ受容体であるEphB4に結合する.両分子の結合により,ephrinB2発現細胞とEphB4発現細胞の双方の細胞内へシグナルが伝達される.