βカテニンのショウジョウバエのホモログであるアルマジロで最初に見出されたくり返し構造.くり返しは5回から12回,あるいはもっと多いものまであるが,3つのαへリックスを含む42アミノ酸程度のモチーフが1つの単位となる.核内輸送にかかわるインポーティンαや癌抑制遺伝子APCもアルマジロリピート構造をもつ.タンパク質間の相互作用にかかわるモチーフで,細胞内でいくつもの分子と相互作用する多機能性タンパク質において見出されている.