経静脈的に,一定量のインスリンを持続投与するとともに,可変量のグルコースを投与し,経時的に血糖値を測定することにより,血糖値を正常に維持する手法.実際の臨床の場では,注入するグルコース量が,全身におけるインスリン感受性と相関することから,インスリン抵抗性の評価に使用されている.研究においては,インスリン感受性の評価に加え,[3H]-glucoseの投与により,末梢臓器でのインスリン依存性糖取り込みや,肝糖産生などの評価にも使用されている.