骨粗鬆症の評価で用いるT値とは,二重エネルギーX線吸収法(DXA法)で測定した骨塩量を投影された骨面積で除したものを骨密度(g/cm2)とよび,若年成人女性(20~40歳)の骨密度の平均値(YAM)を0として,標準偏差を1SDとして偏差値の何倍差があるかという倍数のことをさす.なお,各年齢層での分布からの変異の場合はZ値という.