物質の形状から決まるエネルギー次元をもつ量.ポテンシャルの微分が形状に及ぶ力を与える.多細胞組織などの慣性が効かない系では,ポテンシャルの値が小さくなるように細胞の形状が変化し,(局所)最低値で力の釣り合いが達成されて形状変化が止まる.CVMでは,細胞の力学的性質を反映したポテンシャルが小さくなる方向に細胞の頂点の位置を変化させる過程をくり返すことで,細胞集団の形状変化を計算する.