アミノ基がBoc基で保護されたアミノ酸誘導体を用いたペプチド合成法.各種溶媒に不溶性の樹脂(=固相)上でアミノ酸の縮合,酸(通常はトリフルオロ酢酸)によるBoc基の脱保護を繰り返し,固相上に目的ペプチド鎖の構築を行う.各段階での精製作業は溶媒による洗浄のみでよく,簡便にペプチド,およびペプチドチオエステルの合成が可能.