Nippostrongylus brasiliensisの略.もともとは消化管寄生線虫であるが,マウスで実験用に継代されてきた.寄生虫感染モデルとして頻用され,Ⅱ型免疫応答を誘導する.これまでN. brasilliensisの感染防御反応は,Th2細胞によるものと考えられてきたが,近年ILC2も重要な役割を担っていることが示された.