Notchは1回膜貫通型の受容体であるが,γ-セクレターゼによって膜貫通ドメインで切断され,細胞内領域が核へと移行し転写因子として機能する.DAPT(N-[N-(3,5-Difluorophenacetyl-L-alanyl)]-(S)-phenylglycine t-butyl ester),DBZ(dibenzazepine)等のγ-セクレターゼ阻害剤はNotchの切断を阻害することで,Notchシグナルの阻害剤として機能する.