一般的に,NOSはアルギニンを基質とし,NADPH由来の電子を利用してNOとシトルリンを合成する酵素であることが知られているが,一方で,基質であるアルギニンや補酵素であるテトラヒドロビオプテリンが欠乏すると,NOだけではなくスーパーオキシドや過酸化水素などのROSを産生する.