細胞膜上のスフィンゴ脂質とコレステロールに富む脂質ラフトの一種で,直径が60?80nmで,Ω(オメガ)状の形態を示す,カベオラ(caveolae)とよばれる領域でみられるダイナミン2依存的,クラスリン非依存的エンドサイトーシスである.カベオラの主要なコートタンパク質の1つ,カベオリン(caveolin)がチロシンリン酸化を受けることがこのエンドサイトーシスの誘導に必須であることが明らかとなっている.