アジュバント誘発関節炎

結核菌や牛酪菌の死菌体を含むフロイント完全アジュバントを,足蹠の皮内もしくは皮下に投与することにより,四肢に関節炎を誘発させるモデルである.一般的に感受性の高いラットが用いられ,投与後おおよそ10日弱で全身の関節炎症状が認められる.関節部位の腫張や疼痛,関節軟骨の破壊などの症状が,ヒトの関節リウマチに類似しており,抗リウマチ薬や抗炎症薬などの評価に繁用されている.

実験医学増刊 Vol.26 No.20

参考書籍

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