アフェレーシス

体外循環装置を用いて,体外に一度取り出した血液から,特定の血球あるいは血漿成分のみを採取(あるいは除去)し,残りの血液成分を生体に戻す手技の総称である.血球成分の採取(あるいは除去)は,特に,サイタフェレーシスと称される.がんに対する治療の目的で,この操作により患者本人の血液から大量の単核球を採取し,さらに分離・培養の操作を加えることにより,活性化T細胞,NK細胞,あるいは樹状細胞を調製し患者に戻す,という免疫細胞療法が試みられている.

実験医学増刊 Vol.26 No.20

参考書籍

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