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固形がんに対するCAR-T細胞療法の改良開発

Development of improved CAR-T cell therapy for solid tumors
10.18958/7863-00001-0006239-00
安達圭志,玉田耕治
Keishi Adachi1)2)/Koji Tamada1)2):山口大学大学院医学系研究科免疫学講座1)/山口大学細胞デザイン医科学研究所2)

難治性がんに対する新たな治療戦略として,遺伝子改変免疫細胞療法の研究と開発が急速に進展している.なかでもキメラ抗原受容体(chimeric antigen receptor:CAR)-T細胞療法は悪性リンパ腫や多発性骨髄腫などの複数のB細胞性の血液悪性腫瘍に対して顕著な治療効果を示し,すでに臨床応用も進んでいるが,有害事象の発生や腫瘍の再発,さらに固形がんでの効果が不十分といった多くの課題も残されている.本稿では,固形がんに対して有効に機能する次世代型CAR-T細胞療法を中心として,今後の展望について概説する.

CAR-T細胞,固形がん,エピトープ・スプレッディング,樹状細胞

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