Cvt経路

cytoplasm-to-vacuole targetingの略.液胞内酵素Ape1前駆体などを二重膜構造で取り囲んで液胞内へ輸送する経路.オートファジーと同様の膜動態からなり,Atgタンパク質群を共用するが,オートファジーが基本的には非選択的な分解経路であるのに対して,Cvt経路は特定の基質を選択的に輸送する生合成経路である.また,オートファジーとは異なり,富栄養条件下においても恒常的に輸送が行われている.

実験医学増刊 Vol.26 No.2
実験医学 2009年11月号 Vol.27 No.18

参考書籍

  • [SHARE]
  • Send to Facebook
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

バイオキーワード集:索引


A B C D E
F G H I J
K L M N O
P Q R S T
U V W X Y
Z        
数字 その他