cytoplasm-to-vacuole targetingの略.液胞内酵素Ape1前駆体などを二重膜構造で取り囲んで液胞内へ輸送する経路.オートファジーと同様の膜動態からなり,Atgタンパク質群を共用するが,オートファジーが基本的には非選択的な分解経路であるのに対して,Cvt経路は特定の基質を選択的に輸送する生合成経路である.また,オートファジーとは異なり,富栄養条件下においても恒常的に輸送が行われている.