MAPキナーゼ

細胞応答に中心的役割を演じている細胞内シグナル伝達分子のなかにmitogen-activated protein(MAP)キナーゼファミリーがある.代表的なものとしてextracellular signal-regulated kinase(ERK),c-jun amino-terminal kinase(JNK),p38が知られている.ERKはインスリン,アンジオテンシン㈼,エンドセリン,細胞増殖因子などの増殖刺激により最も典型的に活性化される.一方,JNKとp38は熱ショック,タンパク合成阻害剤(アニソマイシン),紫外線,浸透圧変化などの物理化学的ストレス,TNF-αなどの炎症性サイトカイン,虚血などの生理的ストレスによって活性化される.MAPキナーゼの活性化には,キナーゼサブドメイン7,8の間に存在するT(スレオニン)残基とY(チロシン)残基の両方の残基がリン酸化されることが必要である.これらのMAPキナーゼの活性化機序はお互いに異なる.

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