Fzr
Fzr(Fizzy-related)は,ユビキチンリガーゼ複合体APC/C(anaphase promoting complex/cyclosome)の活性化因子で,分裂期サイクリンの分解を促進する.Fzrを過剰発現するとM期進入が阻害され,細胞は分裂を伴わずにDNA複製をくり返す核内倍加(endoreplication)周期に移行するので,多倍体化を誘導することができる.(実験医学2025年10月号より)
多倍体細胞とがんの関係をDrosophilaモデルで探る実験医学2025年10月号解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
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