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canonical Wntシグナル経路

CANONICALWNTしぐなるけいろ

Wnt非存在下では,GSK3(glycogen synthase kinase 3)を含む複合体の作用により,βカテニンは分解されている.Wntが受容体に結合すると,GSK3作用の阻害を介して,βカテニンは蓄積し,核内移行し,転写共役因子として作用することでさまざまな遺伝子の発現制御を行う.2i培地中のGSK3阻害剤CHIR99021は,この経路を模倣する.(実験医学増刊332より)

再生医療2015 幹細胞と疾患iPS細胞の研究最前線

飛躍する基礎研究 加速する臨床への挑戦

岡野栄之,山中伸弥/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです

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