long non-coding RNAの略．タンパク質に翻訳されないRNA（non-coding RNA）のうち，200塩基以上のRNAを指す．単独あるいは他の分子と結合することで，転写調節やスキャフォールドとして働くなどさまざまな機能をはたしていることが知られている．（実験医学増刊4312より）

がん幹細胞とは何者なのか？　がんの「幹細胞性」を再定義する

可塑性と多様性のメカニズムを解明し、再発・転移の真の原因に迫る

後藤典子／編

ノンコーディングRNA（ncRNA）は，タンパク質をコードしていないRNAの総称である．ncRNAは，二十数塩基長のmicroRNAなどの短鎖ncRNAと，数百〜数万塩基長の長鎖ncRNA（lncRNA）に分類される．microRNAとlncRNAについて，生理機能や疾患との関連を研究する動きが活発化している．（実験医学増刊422より）

あなたのラボから薬を生み出す　アカデミア創薬の実践

All JAPAN体制の先端技術支援を利用した創薬の最前線

善光龍哉，辻川和丈／編

タンパク質をコードしていないRNAであり，長さが200塩基以上のものをlong non-coding RNA（lncRNA）と呼ぶ．さまざまな分子との相互作用を介して転写や翻訳の制御に関与し，がんや心不全などの疾患との関連が注目されている．（実験医学増刊415より）

ミトコンドリア　疾患治療の新時代

オルガネラ動態を紐解き異常ミトコンドリアの標的分子を狙う！

柳　茂，三牧正和／編

長鎖ノンコーディングRNA（long non-coding RNA）．200 nt以上の長さでタンパク質をコードしないRNA．本稿で主に扱うeRNAに加え，細胞核，細胞質を問わずに多様な場面で細胞制御にかかわる．（実験医学増刊4012より）

セントラルドグマの新常識

転写・翻訳の驚きの新機構と再定義されるDNA・RNA・タンパク質の世界

田口英樹，小林武彦，稲田利文／編