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構造平衡

こうぞうへいこう

タンパク質が単一の立体構造をとるのではなく,活性型や不活性型といった複数の異なる構造状態の間を動的に行き来している状態のこと.各構造の存在比率は,温度やpH,リガンドの結合などによって変化する.この構造状態のバランス(平衡)を制御することが,タンパク質の機能発現や調節においてきわめて重要な役割を果たしている.(実験医学増刊4315より)

構造生命科学 AlphaFold時代にどう活かす?

生命機能を解く、変える、創るための技術と研究戦略

加藤英明,西増弘志/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです

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