画像診断Q&A

レジデントノート 2018年8月号掲載
呼吸困難,乾性咳嗽を主訴とした60歳代男性

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症例

症例
:60歳代男性
既往歴
:2年前から高血圧症,前立腺肥大症で通院中.2年前から内服薬は不変である.排尿困難が強い際に,漢方薬(清心蓮子飲)を頓服したことがある.
喫煙歴
:なし
飲酒歴
:なし
家族歴
:特記すべきことなし
現病歴
:6ヶ月前に呼吸困難,乾性咳嗽が出現した.当院内科外来を受診し,肺炎の診断で入院した.内服薬をすべて休薬し,抗菌薬,ステロイドを投与した.すみやかに軽快し,第10病日に退院した.しかし7日前から再び呼吸困難,乾性咳嗽が出現し,本日,当院内科外来を受診した.前回の入院時と同様の肺炎像がみられ,入院した.
身体所見
:意識清明,体温35.6℃,脈拍101/分,血圧126/62 mmHg,呼吸数28/分.SpO2 84%(室内気).胸部聴診上,両側の下肺を中心としてcoarse cracklesを聴取した.その他に特記すべき身体所見なし.
検査所見
:WBC 10,100/μL(Neu 76.8%,Ly 15.7%,Mono 6.5%,Eo 1.0%),CRP 12.77 mg/dL,TP 7.5 g/dL,Alb 4.1 g/dL,GOT 36 IU/L,GPT 22 IU/L,LDH 296 IU/L,BUN 19.7 mg/dL,Cr 0.48 mg/dL,KL-6 202 U/mL,SP-D 308 ng/mL.
動脈血ガス(室内気)
:pH 7.426,PaO2 53.5 Torr,PaCO2 41.7 Torr.
喀痰グラム染色所見
:有意な所見なし.

Question

  1. Q1 :胸部X線写真(図1),胸部CT写真(図2)の所見は何か?
  2. Q2 :診断はどのように行うか?
  3. Q3 :治療はどのように行うか?

プロフィール

芳賀高浩(Takahiro Haga)
東京都立松沢病院 精神科
山口哲生(Tetsuo Yamaguchi)
東京メディサイトクリニック
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