画像診断Q&A

レジデントノート 2020年6月号掲載
慢性咳嗽と発熱を主訴に受診した50歳代女性

図1 来院時の胸部X線像

図2 来院時の胸部CT像
A)AはBより頭側.

図2 来院時の胸部CT像
B)AはBより頭側.

症例

症例
:50歳代女性
既往歴
:なし.生活歴:喫煙なし,機会飲酒.家族歴:なし.常用薬:なし.
現病歴
:6カ月前頃から軽度の咳を自覚し,4カ月前から徐々に増悪していた.1週間前より38℃台の発熱を認めるようになり近医受診し,胸部X線異常を指摘され当院に紹介受診となった.
身体所見
:意識清明,体温37.9℃,脈拍77回/分・整,血圧116/66 mmHg,呼吸数20回/分,SpO2 97 %(室内気).皮疹なし,肺雑音なし,心雑音なし.
血液検査
:WBC 10,300 /μL(Neut 51.9%,Lymp 10.9 %,Mono 2.1%,Eos 33.7%),Hb 13.6 g/dL,Plt 47.5万/μL,TP 7.7 g/dL,Alb 3.6 g/dL,BUN 15.4 mg/dL,Cr 0.63 mg/dL,AST 22 IU/L,ALT 17 IU/L,LDH 221 IU/L,CRP 5.02 mg/dL.抗核抗体40倍(Homo,Speckled),PR3-ANCA<1.0 U/mL,MPO-ANCA<1.0 U/mL.

Question

  1. Q1:胸部X線像(図1),胸部CT像(図2)の所見と,臨床情報を踏まえての鑑別診断は?
  2. Q2:診断のために行う検査は?

プロフィール

川述剛士(Takeshi Kawanobe)
JR東京総合病院 呼吸器内科
山口哲生(Tetsuo Yamaguchi)
新宿つるかめクリニック
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