画像診断Q&A

レジデントノート 2021年5月号掲載
労作時呼吸困難を主訴に来院した60歳代女性

図1 胸部単純X線写真

症例

症例
:60歳代女性.
既往歴
:胃MALT(mucosa-associated lymphoid tissue)リンパ腫(5年前,放射線治療後).
常用薬
:クラリスロマイシン.
生活歴
:喫煙歴なし,機会飲酒.
現病歴
:前医にて9年前より気管支拡張症として治療されていた.数年の経過で画像所見,呼吸器症状は徐々に悪化した.労作時の息切れが強くなり,当院受診.精査・加療のため入院となった.
身体所見
:体温36.3℃,脈拍数111回/分,呼吸数24回/分,全肺野にcoarse cracklesを聴取.そのほか身体所見に異常なし,SpO2 90%(room air).
血液検査
:WBC 9,990/µL(Neu 57.7%,Ly 35.9%,Eos 0.6%),Hb 14.3 g/dL,LDH 267 IU/L,CRP 0.7 mg/dL,ESR 7 mm/時,CEA 1.4 ng/mL,KL-6 1,497 U/mL.

Question

  1. Q1:胸部単純X線写真(図1)の所見は?
  2. Q2:鑑別診断として何を考え,どのような検査を行うべきか?

プロフィール

服部元貴(Mototaka Hattori)
JR東京総合病院 呼吸器内科,JCHO東京山手メディカルセンター 呼吸器内科
徳田 均(Hitoshi Tokuda)
JCHO東京山手メディカルセンター 呼吸器内科
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