最新蛍光イメージング活用術
【監修／宮脇敦史】

第8回　Quantum dotを用いたlive cell観察　〜共焦点レーザ顕微鏡による四次元スペクトル解析〜
　　　　伊東丈夫

今回は，従来の蛍光物質の欠点の１つとされていた「退色」という制約を限りなく開放し，微弱陽性反応の増強性に優れているなどの利点を有したナノクリスタルQuantum dot（重金属・半導体）蛍光物質の免疫組織細胞化学への応用と，蛍光シグナル間のクロストークや，自家蛍光を除去するスペクトル解析法について紹介する．さらにナノクリスタルの重金属という性格を活用した免疫電顕観察についても触れる．

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